足元の小さな花

日々の暮らしに心をよせる

5~6歳ころの息子

年長になると、子ども同士の人間関係が少しずつ複雑になってきます。

ボール遊びが苦手でマイペースすぎる息子は、心理職の先生の想定通り、仲間に入れないこともあったようです。

人懐っこく自分から話しかけていけるタイプなので、孤立するほどではないけれど、本人の中では「みんなが遊んでくれない」という気持ちはあったようです。

 

年齢とともに癇癪の頻度は下がってきました。

落ち着くまでの時間も短くなってきました。

それでも、時に爆発します。

 

夏休み、妹と三人で幼児向けテーマパークに行きました。

それは楽しく過ごしていたのですが、帰り際にそれは起きました。

「のどが渇いた、何か飲みたい」という息子に、私は「もうすぐショー始まるから、終わってからにしようよ」と言ったのです。

本当は近くでジュースを買うこともできたのですが、なにぶんテーマパーク、値段が高かったのです。外に出れば安く買えると思ったのが失敗でした。

息子は「いやだ、いまがいい!」といい、私も感情的に反応したこともあり、激しい癇癪になってしまいました。

幼児向けテーマパークで2、3歳の子がほとんどの会場です。6歳年長の息子は十分お兄さんのはずだったのですが。

周囲の人の目もはばからず、1時間以上、息子は泣き叫び地団駄を踏み続けました。

 

数か月後、また幼稚園協会の育児相談をする機会がありました。

テーマパークでの出来事を話すと、「6歳にもなれば、周囲の目を気にして大声で泣き叫ぶことはしなくなります。これから就学に向けて、教育センターでも相談したほうがいいですね」と言われました。